ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 第8回SPRW=過去最高の301店参加=グルメ界最大級イベント=ランチなどを低価格提供

第8回SPRW=過去最高の301店参加=グルメ界最大級イベント=ランチなどを低価格提供

ブラジル国内ニュース

ニッケイ新聞 2011年3月22日付け

 グルメ界で世界最大級の週間イベントと知られるサンパウロ・レストランウィーク(SPRW)が第8回目を迎え、21日から開催と20日付エスタード紙が報じた。
 第8回目のサンパウロ・レストランウィークは、その範囲を拡大させており、州内12市にまで広がった。
 3月21日から4月3日まで開催されるイベントでは、サンパウロやコチア、カンピーナス、サント・アンドレ、リベイロン・プレット、サンジョゼ・ドス・カンポス、サントス、バルエリなどの301店が、パウリスタ料理の民主化を目的にランチやディナーを低価格で提供している。
 イベント期間中、各レストランでは、前菜、メインディッシュ、デザートのセットが昼食29・90レアル、夕食39・90レアル(飲み物とサービス料は別計算)で提供される。
 昨年のテーマはベジタリアン料理だったが、今年のテーマは、旬の食材を使った料理。今回の2011年夏版のサンパウロ・レストランウィークでは約75万人の来客が予想されており、ニューヨークに次ぐ世界第2位の規模となっている。
 獣医のジュリアナ・マガルジ氏は「私の主な目的は出来るだけ沢山のレストランに行くこと。だから、予定をしっかり立てて存分に味わいたい」と述べている。
 イベントの責任者は前回同様、ブラジル・レストランウィークのエメルソン・シルベイラ氏、フェルナンド・フェイス・Jr氏の両氏だ。
 レストランウィークは今回のSPRW以外にも16回開催され、リオデジャネイロ、ブラジリア、レシフェ、ベロオリゾンテ、クリチバなどでも開催される。
 SPRWの売り上げの一部は、開催地の慈善団体などへの寄付にもあてられる。今回のイベントに参加している店やメニュー。その他のレストランウィークの日程などについての詳しい問い合わせは、www.restaurantweek.com.brまで。