ニッケイ新聞 2011年3月22日付け
サンパウロ州議の羽藤ジョージ氏(62、PMDB)が19日正午ごろ、ジアデマ市のプレステス・マイア大通りの工事現場を視察していたところ、乱入した3人組の強盗に襲われ、暴行を受けたと伯字紙が報じた。
そのうち二人は拳銃で武装しており、その場にいた約20人に床に伏せるよう命令、羽藤氏も拳銃の台尻で頭を殴られ、足蹴にされたという。
指輪やアクセサリー、携帯電話や財布を奪い、羽藤議員の黒のパジェロを奪い逃走した。その後、現場近くで車は発見された。
ニッケイ新聞の取材に羽藤氏は、「怪我は大したことないので安心してほしい。今まで治安問題に力を注いできたつもりだが、まだまだ足りないと実感した。犯罪に対して一層厳しい態度を取っていく」と話した。