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『Rio』8日上映開始=会見には国外から有名人も
ニッケイ新聞 2011年3月25日付け
ブラジル人のカルロス・サルダーニャが監督を務め、FOX製作の最新3Dアニメ『Rio』先行上映に伴う記者会見が22日に行われ、世界中のジャーナリストがリオ市に集まったと、23日付エスタード紙などが報じた。
ブラジルで4月8日から(米国では15日から)上演される3Dアニメ映画『Rio』は、「アイス・エイジ(エラ・ド・ジェロ)」シリーズも担当するカルロス・サルダーニャ監督の作品で、記者会見は、30分という短時間にもかかわらず、賛辞や笑い話で盛り上がった。
記者会見には国内外から、メインキャラクターのジュエルの声を担当した女優のアン・ハサウェイ、映画『ソーシャル・ネットワーク』でオスカーにノミネートされた俳優のジェシー・アイゼンバーグ、俳優・歌手のジェイミー・フォックス、歌手のウィル・アイ・アムなど、有名人11人が集まった。
アン・ハサウェイは、サルダーニャ監督と初めて出会ってから3年もの月日が経っており、「ほとんどの時間をレコーディングスタジオで過ごしたけど、いつか『Rio』の先行記者会見のためにリオデジャネイロまで来ることを目標にしてがんばってきた」と述べ、「やり遂げたかいがあった」と結んだ。
サルダーニャ監督が待ち望んだ期間はさらに長く、自分の故郷に感謝したいというアイデアを暖め始めてから10年。「私は、リオという街の元気な雰囲気をアニメーションに取り込みたかった」と説明した。