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ニッケイ新聞 2011年3月26日付け

 東日本巨大地震の被害に対し、パラグアイの日系社会でも支援の輪が広がっている。日本外務省の発表によれば、同国の日系農協6団体(日系農協中央会、ラパス、ピラポ、イグアス、コルメナ・アスンセナ、アマンバイの各農協)から計11万ドル(約900万円)の義捐金が寄せられ、全国農業協同組合中央会(JA全中)宛てに提供されたという。産経新聞の報道によれば、同国特産の大豆を利用して支援ができないかという話もでているそうだ。
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 東日本巨大地震の被災地へ応援のメッセージを送る運動が26日から、リベルダーデの喫茶店「コーヒー(kohii)」(R.da Gloria,326、本紙ビル地下)で行われる。店の壁に貼られた幅12メートルの白布にメッセージを書き込むもので、4月30日まで行い、その後宮城県人会を通じて日本へ送る計画だ。正式には26日午後3時から始まるが、前日立ち寄ってみると既にいくつかの書き込みも。リベルダーデに来る際、少し足を伸ばしてみては。
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 東日本大震災への義捐金振込み口座が10数個もあるため、ブラジルから送った総額が分かりづらい状況だ。そのためニッケイ新聞では全伯の主要団体に電話で調査している。それ以外にも募金をしている団体がたくさんあると思われるので、ぜひ編集部に一報を。その場合、集まった金額と共に、重複して加算するのを避けるため「文協の口座に振り込んだ」とか「県連の口座に」「海外日系人協会の口座に」などと明記してほしい。FAX(11・3341・6476)、Eメール(nikkeyshimbun@gmail.comまたはnikkeybr@hotmail. com)まで。「全伯の代表団体」を自認する以上、ぜひ文協に口座統一のリーダーシップを発揮してもらいたいものだ。