ニッケイ新聞 2011年3月30日付け
ピアニスト矢崎愛さんのグループとブラジル有名ミュージシャンの共演による東日本大震災支援チャリティーコンサートが3日午後4時からサンパウロ市のホテル「ブルーツリー・パウリスタ」(サーラ・ピカソ、R.Peixoto Gomide,707)で開かれる。
「遠く離れていても心は日本と共に」という矢崎さんの思いに賛同したミュージシャンが、日本への応援を音楽に乗せて送る。
日本にも数多くのファンを持つギタリスト・ボーカリストのフィロ・マシャード氏が世界ツアーの合間を縫って参加。さらに、たびたび日本ツアーを行うボサノバの生き証人、ジョアン・ドナート氏(2010年グラミー賞で二冠)が日本応援ソングをこのコンサートのために用意した。当日、矢崎さんとマシャード氏が初披露する。(ドナート氏は出演しない)
出演はマシャード氏、矢崎さんほか、草村芳哉(サックス)、アンドレ・ジュアレス(ビブラフォン)、カイト・マルコンデス(パーカッション)。
入場料は25レアル(子供15レ)。収益のすべてはブラジル宮城県人会を通じて宮城県に送られる。当日は宮城県人会の中沢会長も出席予定。