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スザノ野球・ソフト協会=第300回大会、盛大に=27チームが和気あいあい

ニッケイ新聞 2011年4月1日付け

 スザノ野球・ソフトボール協会(ASBS、岡本秀樹会長)は、「第300回スザノソフトボール同好会月例記念大会」を13日、スザノ市チジュコプレット区の野球場で盛大に開催した。
 当日朝、曇天だったスザノ市は、昼過ぎから太陽も顔をのぞかせ、参加27チーム、300選手が元気に集った。
 午前8時半、開会宣言後、準備体操を行ない、5面のコートでカテゴリア・フリー(年齢制限無し)、2面のコートでカテゴリア・スーペル・マスター(50歳以上)に分かれ、午前中に各チーム2試合の予選、午後から決勝戦が行なわれた。
 家族や友人など多くが応援にかけつけ、黄色い声援が飛んでいた。
 試合終了後は、シュラスコやASBS婦人部の心のこもった手料理に舌づつみを打った。
 久し振りに顔を会わす選手も多く、参加者らは昔話に花を咲かせていた。
 岡本会長の挨拶後、同好会の発起人である松本輝記氏、長年大会前の準備体操の担当した大路幸宣氏に感謝状と記念品が贈呈され、参加者全員に記念ボールペンが贈られた。
 最後に、全員でパラベンスを合唱し、記念すべき300回記念大会ボーロカットで締めくくった。
 同大会は、30年以上続き、全伯190チームがこれまでに参加している。
 第1回から運営に携わる松本さんは、「世代、言葉を超えて勝ち負けにこだわらず、レクレーションとしてやってきたのが長続きした理由では。多くの協力者のおかげ、特に縁の下の力持ちである婦人方の支えが大きかった」と話した。