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ルーテル教会慈善バザー=収益から震災復興へ寄付=10日

ニッケイ新聞 2011年4月1日付け

 日系ルーテル・サンパウロ教会(徳弘浩隆牧師)は10日午前10時から午後3時まで、同教会(R.Pandia Calogeras,54)で恒例の慈善バザーを開く。今回は、収益の一部を日本の東北関東大地震復興支援のために寄付する。徳弘さんが案内に訪れ、来場を呼びかけた。
 日本の各教会から寄付された中古衣料や北海道から送られた昆布(ルーテル昆布)ほか、古本、絵本、雑貨などを販売。食事コーナーでは軽食に加え、今回初めてカレーライスを用意する。
 これまでは収益から他の団体などへ寄付していたが、今回は震災復興支援のため「少しでも」という気持ちで寄付を決めたという。
 日本のルーテル教会では、東北関東大震災への対応として国内4教団による救援対策本部を設置し、世界200以上にある同教会からはインド人の緊急支援専門家も来日するなど支援活動を行っている。
 徳弘さんも95年の阪神大震災の時に京都におり、同地に設置された対策本部でボランティアとして活動したという。今回はブラジルから行くことはできないが、「できることをしたい」と話していた。
 問い合わせは同教会(11・2305・7088)まで。