ホーム | 日系社会ニュース | Rancho da Traira=トライーラ3割値下げ=売上げ全額を震災支援へ

Rancho da Traira=トライーラ3割値下げ=売上げ全額を震災支援へ

ニッケイ新聞 2011年4月5日付け

 サンパウロ市ビラ・マリアーナ区にある川魚料理専門レストラン「Rancho da Traira」(R.Machado de Assis, 556)が11日から13日まで、東日本大震災支援のための特別サービスを実施する。
 同店の看板料理であるトライーラのフライを通常の価格より3割値下げ。同魚の売上げの全額を東日本大震災の義捐金として寄付する。
 オーナーの坂口功治さんによれば、当初は普通に義捐金を寄付する考えだったが、レストランとして他の形で協力できないかと考え、業者も値下げに同意して今回のサービスが実現。地震発生から1カ月になる今月11日からの開始を決めたという。
 120リットルの油で揚げる同店のトライーラは、小骨を処理し、肉の味を楽しめる一品。坂口さんは「食べたことのない人は、この機会にぜひ試してほしい」と案内した。
 11日は正午から午後3時、12、13日は正午から午後3時、午後6時から11時。同店ではこのほか、パクーやランバリのフライ、ピラルク、チラピアの刺身やピラニアのスープ、焼魚(ピンタード、ピラルク)などのメニューもある。
 問い合わせは同店(電話=11・5571・3051)まで。