ニッケイ新聞 2011年4月6日付け
1日に発表されたIbope調査によると、国民の56%が現ジウマ政権を良いと判断していると4月2日付フォーリャ紙が報じた。調査では国民の56%が現政府は優れている又は良いと回答しており、73%が大統領は合格と評価した。
同調査によると、ジウマ政権発足後3カ月での評価は、カルドーゾ政権以降の調査の中で最も良い結果となっている。この56%の指数は第1期ルーラ政権の51%も上回っている。
今回の結果は3月20日付フォーリャ紙が報じたジウマ政権の支持率調査の結果と類似。同調査では47%の人達が、現政権は優れている又は良いと回答している。
また、Ibope調査では、現政権が悪い又はひどいとの回答は5%、普通は27%、11%は不明か未回答だった。
現政権の評価が高いのは、2010年の大統領選で得票率の高かった北部、北東部、中西部。現政権はルーラ政権と同じと答えたのは64%で、政治の運び方が少し違うが40%、39%は分からないと答えた。
一方、大統領個人の支持率は73%で、ルーラ前大統領の初当選時の75%に続く歴代2位となっている。
調査は3月20〜23日にかけて行われ、141市を対象に2002人が回答した。誤差の範囲はプラス・マイナス2%となっている。