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ニッケイ新聞 2011年4月14日付け

 あちこちで東日本大震災・義捐金の呼びかけが行なわれている。イベントやバザーを催し、売り上げを支援に、という団体も多い。しかし、ボランティアは集まっても開催場所が問題。少しでも多くの義捐金を送りたい。ならばー。困ったときの〃仏〃頼み。リベルダーデ区の宗教団体に会場の無料提供を申し入れたところ、「タダでは無理です」とキッパリと断わられたとか。
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 ブラジル生長の家の南米錬成道場(イビウナ)の中には、あまり知られていないが養老院「大調和老人ホーム」がある。収容能力は26人だが、現在の入居者は18人。入居条件は「身寄りの無い70歳以上」「入居時点では身の回りのことが自分で処理できること」「最賃の3倍を毎月払えること」だという。30アルケールの敷地は広大で緑多い。イビウナ市の日系市長の村松弘一氏も大祭には出席していたが、FHCら多くの著名人の別荘がある有名な観光地だけに、養老院も知られれば大人気に?
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 今月16日に投票がおこなわれるサンパウロ日伯援護協会の理事会選挙。現会長の森口イナシオ氏、副会長の菊地義治氏をそれぞれ会長にする二つのシャッパが出ている。定款改正前、理事会内の互選で二人の会長候補が挙がったことがあったが、今回のような対立はもちろん初。菊地シャッパには森口会長が入っておらず、同シャッパが選ばれた場合、森口現会長が理事にも入らないことになる。現理事の一人は、「禍根を残さなければいいのだが…」と心配顔。