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リオ乱射事件=もう一人の銃販売者逮捕=キャンペーン要綱発表間近

ニッケイ新聞 2011年4月16日付け

 リオ市西部レアレンゴで起きた市立校での銃乱射事件で自殺したウエリングトン・M・デ・オリヴェイラ容疑者に、38口径の銃を売った警備員が14日に逮捕された。
 15日付伯字紙によると、警備員は、金に困っていた時に2カ月間そそのかされ、銃弾とスピードローラー6個と共に1200レアルで売ったと供述。警察では、本人は事件には直接関係していないと見ている。
 一方、同じ14日にリオ市で会見したジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ法務相によれば、銃放棄(不所持)5月6日開始のキャンペーン詳細は近日中に発表の予定。連邦警察サイト(www.dpf.gov.br/institucional/campanhas)で発行する書類と銃や弾丸を持っていけば、種類に応じた金額で買い取ってくれる。
 銃などの受付は連警などが窓口で、サンパウロ市ではメトロポリタン警察でも受け付ける。最寄りのメトロポリタン警察所在地はhttp://www.prefeitura.sp.gov.br/cidade/secretarias/upload/seguranca_urbana/locaisentregasdearmas-jan2011.pdfで確認を。
 メトロポリタン警察によれば、悪用を避け、子供の教育のためにと考える人のために玩具の銃の引き取りも行うが、お金は支払われないという。

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