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民謡協会=日本民謡ブラジル大会=110人が歌声競う=24日

ニッケイ新聞 2011年4月21日付け

 日本民謡協会ブラジル支部(横山正支部長)は24日午前9時から、恒例の「日本民謡ブラジル大会」を宮城県人会館(R.Fagundes,152)で開催する。横山支部長と佐藤元宏、松浦アントニオ両副会長が案内に訪れ、来場を呼びかけた。
 同大会は今年で44回目。優勝者はブラジル代表として日本の「民謡民舞全国大会(10月開催)」内閣総理大臣賞争奪戦に出場しており、これまで23人が訪日している。
 80歳以上の寿年の部から高年、中年、優勝者、名人(歴代ブラジル代表)のカテゴリに分かれて練習の成果を競い合う。今年はサンパウロ、プレジデンテ・プルデンテ、バストス、マリンガなど各地から110人が出場する予定。同支部の会員は現在200人ほどで、ここでも若い世代の会員を増やすことが課題だという。
 今年は97歳の歌い手も出場するそうだ。横山支部長は「民謡をやっている人は皆さん元気」と話す。
 午後4時ごろ終了の予定。一行は「ぜひたくさんの方に来てほしい」と呼びかけた。