ニッケイ新聞 2011年4月21日付け
ジャボチカバル州立農大学内の見学中、松尾元教授は牛乳施設を指差し、「州内で初めて当局からチッポAの生産許可を得たのがここ」との歴史を誇った。水産学部の養殖池では「ここでタンバキとパクーを掛け合わせた新品種〃タンバク〃を作った。マグロのような味で成長が早く好評だ」と説明したので、「どこで食べられるか?」と聞くと、「見かけがあまり変らないので、この辺のスーパーで〃パクー〃として売っている」とか。せっかくのノビダーデなのだから本名で売り出せばいいのに、と思うのは記者だけ?
◎
東日本大震災や福島第1原発の事故で避難生活を送っている人に無償でハワイの一般家庭にホームステイしてもらう計画が進んでいるという。産経新聞やテレビ朝日の報道によれば、マウイ日本文化協会関係者が同県へ義捐金を届けた際に明らかにしたもの。同会とホノルルの福島県人会がホームページを通じて被災者を受け入れる家庭を募集したところ、約120家族が申し出たそうだ。在外日系人ならではの発想だ。
◎
20日付け本欄で、近沢宗貴氏が会費未払いのため被選挙権がなく、小川派シャッパに入れなかったと書いたが、宗貴氏ではなく息子のタカシ氏の間違い。宗貴氏は会費を完納している。お詫びして訂正します。なお選挙管理委員会はシャッパの手書きでの修正を認めず、小川派は再度の提出を求められているとか。