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東西南北

ニッケイ新聞 2011年4月27日付け

 ブラジルが南米から欧州などへの麻薬輸送ルートとなっている事は周知の事実だが、24日に、コカイン入りのカプセルを飲み込んでアンゴラに向かおうとしていたアフリカ人らが、大サンパウロ市圏クンビッカ空港で11人、ミナス州のベロ・オリゾンテ空港で1人捕まった。カプセルが一つ破れたら死という命がけの密輸では、59個のカプセルを飲み込んでいた人もいたが、黒幕はいまだ捜査中。
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 25日に集中豪雨に襲われたリオ市。マラカナンで首まで水に浸かっている人が映し出されるなど、広範囲で被害続出。26日朝10時半までに防災局に入った出動要請は200件超で、バンデイランテス広場周辺で濁流に流された男性一人が死亡。チジュッカ周辺では、25日夜9時に、1997年の警報システムが導入以来3番目の1時間に99・6ミリを記録。9時間で4月の月間降水量の2倍に当たる274ミリの雨が降った。
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 大気汚染拡大と渋滞への対抗手段は自転車—。バイクで配達などを行うモトボーイはお馴染みだが、最近増えているのは背中に荷物を背負い、自転車で配達などを行うバイクボーイ。排気ガスは出ないし渋滞道路もOKの自転車は、サンパウロ市のヴィラ・オリンピア〜セー広場を30分、コンソラソン〜タツアペーは40分と、バイク顔負け。最近は通勤にも自転車との声が高まっているようだ。