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TCU=政府が検査の変更を交渉=ブラジル空港の拡張建設促進へ

ニッケイ新聞 2011年4月28日付け

 ブラジル政府は、国内空港の拡張建設がこれ以上遅れないようにするため、連邦会計検査院(TCU)と交渉していると、26日付フォーリャ紙が報じた。
 TCUは、国や国の出資する政府関係機関の決算などの検査を行う管理機関の一つで、建設などで不正を見つけた場合、建設の中断を判断する議会へ報告する。
 政府側の考えは、これらの建設に対する監視のメカニズムを変更する事で、検査を早期に行い、政府やTCUが問題を予測し、速やかに修正する事ができるようにするというもの。
 政府としては、民間航空局とTCUとの間の契約交渉を進め、プロジェクトに直接関与する事務局のスタッフを訓練し、法で定められている期間前に建設事業の会計検査を開始するつもりだ。
 既に工事が始まっていなければならない空港拡張工事10件の内6件は止まっているため、政府は、今回の変更で遅れている工事の再開を促す事が可能と述べている。
 政府の当面の目標は、2014年のワールドカップ開催に支障が及ばないようにする事。
 2014年のブラジルの空港利用者は、航空会社による当初の計算(1億9235万人)よりも3300万人増え、2億2570万人に達すると予測されている。この違いは、ブラジル最大の収容能力を誇るクンビッカ空港(グアルーリョス)の1・5倍にもなる。

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