ニッケイ新聞 2011年4月28日付け
曹洞宗南米別院佛心寺(采川道昭総監)では第17回慈善バザーを5月1日午前9時から午後5時まで、サンパウロ市リベルダーデ区の同寺新館の大鑑閣(だいかんかく、サンジョアキン街285番)で行なうにあたり、関係者が来社して来場を呼びかけた。
総務理事の鈴木幸子さん(さちこ)は「新館は明るくて広々していて良いですよ。ぜひバザーにいらして大鑑閣も見ていってください」とお薦めする。
当日は、婦人部が手作りする五目おこわ、パステル、赤飯、寿司、ドッセやサウガードなどが提供される。前日に搗いたばかりの白餅もある。「いつも好評です」と婦人部会計の梅原輝子さん(てるこ)。ヤキソバだけは業者に委託する。
バザー利益は年末助け合いや施設慰問の費用に充てられる。現在同寺では東日本大震災への義捐金も集めており、日本の本山を通して被災地に送ることになっている。また同寺の増築工事や梵鐘を作る事業も進んでおり、婦人部はてんてこ舞いの忙しさだという。
すぐ後の5月13〜15日の3日間には大鑑閣で文化祭も行なわれる。信徒や同寺で行なわれている講座の生徒による書道、いけばな、絵画、俳句などの作品が展示され、地方からも送られてくるという。書記の上村光代さん(かみむら・みつよ)も「ぜひ文化祭にも足をお運びください」と語った。