ソニーで個人情報流出=ブラジルでも増える電子取引=口座番号漏れや安全性に注意を
ニッケイ新聞 2011年5月5日付け
4月に起きた、ソニー(Sony)のオンラインゲーム利用者の大規模な個人情報流出は世界的な懸念を呼んだが、国内で調査を行った結果、ブラジル人の間でも自分達の個人情報が心配と言う人が多いと、4日付フォーリャ紙が報じた。
Unisys社のセキュリティー・インデックス調査によると、ブラジル人の場合、個人情報漏れへの心配は主に、銀行口座の番号を盗まれる事だという。
調査対象となった18歳〜65歳の1509人の内、86%は、クレジットカードやデビットカードの情報が盗まれる事を心配していると回答している。同種の心配は学歴のない人ほど多く、90%になるが、大卒の人たちの間でも、安全性が心配という人は81%にもなる。
世界的に問題となった個人情報流出事件は4月26日にソニーが発表したもので、PlayStation NetworkおよびQriocityに登録した7700万人分の氏名、国と住所、Eメールアドレス、生年月日、性別などの情報が流出した。盗まれた可能性がある情報には、購入履歴、請求先住所を含むプロフィールデーター、クレジットカード番号および有効期限に関する情報が含まれている。
一方、ソニーは、5月2日にも、新たにOnline Entertainment(SOE)のPCゲームネットワークが4月16〜17日にかけて不正侵入を受けたことを発表しており、約2400万人分の個人情報を盗まれた可能性があると話した。
現在ソニーでは、「クレジットカードの不正使用、あるいは金銭的な被害報告は確認していない」としている。
また、ブラジル人の場合、詐欺の心配があるにもかかわらず、銀行との取引を電子経由で行う人が増えている。Febraban no Ciabの調査によると2010年に行われた560億レアルの取引の内55%は電子的に行われたもの。
使用された機関はATM(現金自動預け払い機)が32%、インターネットが22・9%(約128億レアル)。
利用率はオンライン・システムが27・4%の増加を見せており、これに対し、ATMは12・5%、銀行窓口では9%の増加となっている。
物事をネット上で解決している人は、くれぐれも、個人情報が漏れないように注意が必要。