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ANSが公聴会を開催=治療よりも予防を奨励=健康な顧客にはボーナスも

ニッケイ新聞 2011年5月11日付け

 保健監督庁(ANS)は、保健プラン加入者に対する病気予防プログラムについて広く一般からの意見を聞くための公聴会を行う予定で、司法省はプラン加入者への余分な請求を禁止したと、10日付エスタード紙が報じた。
 健康保険会社は、健全な高齢化や病気予防のためのプログラムに参加している顧客に対し、保険料の30%の割引やボーナスを付与することができるようにする。これらの案は、保健監督庁が推奨し、5月16日〜6月14日に開く公聴会で討議される予定。
 医療規制のゼネラルマネージャー、マルタ・オリヴェイラ氏によると、過去5年間、健康保険の代理店は病気予防のためのプログラムに対して別枠の料金を課しており、「保健会社は受益者のケアについての責任があるとは思っていないが、受益者が病気にかからず40歳まで達したことを知り、恩恵を受けているのは代理店」と述べた。
 マルタ氏は、代理店側は病気予防対策の悪用を避けたがっていると説明しており、割引は提供されているプログラムに基づいてなされるべきで、年齢により割引率の違いがあってはならない。また、「ボーナスは病気予防のためのプログラム参加者のためで、減量など、遺伝的な影響などで差が出るような健康面における何らかの結果を基準にしてはいけない」と説明している。
 健康保険会社は病気予防のためのプログラムを独自に組むべきで、割引は加齢後も健康を維持できるようなプログラムに参加している人のため。病気予防プログラム参加者へのボーナスには、歯科診療やヘリコプターなどを利用した救出費の無料化などもありうる。
 マルタ氏は、健康保健会社がプログラムを開発するようにすれば、価格面と共に、サービスの質向上のためにも競い合うようになると話した。

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