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ニッケイ新聞 2011年5月11日付け

 進出ブーム「第1の波」といえる1950年代に進出したトヨタは2012年のソロカバ工場の他にもグループ企業への投資を進め、シート、溶接、樹脂部品等の新工場も同年頃に操業する予定。08年の進出50周年式典では、豊田章一郎名誉会長(第6代トヨタ社長)がトヨタ・ド・ブラジルを「将来のトヨタを支える原動力」と位置付ける発言をしている(本紙記事)。そういった古参企業も今回の波にのり再浮上を図るねらいだ。
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 日系5団体が取りまとめる東日本大震災被災者への義捐金が、10日正午の時点で306万2921レに上っていることが発表された。1週間で10万5千レ近くが集まったことになる。文協の木多喜八郎会長によると、先日ようやく、サンタンデール銀行とブラデスコの両方から最初の送金が行われたとか。震災から本日でちょうど2ヶ月。3週間前に来伯した耳子は、日本のテレビを見なくなってから徐々に実感が薄れているが、相次ぐ義捐金寄付のニュースを耳にするたび、コロニアの祖国を思う気持ちの強さに驚かされる。