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サンパウロ市がZMPPを導入=交差点に交通指導員を配置=最も危ないのはパウリスタ

ニッケイ新聞 2011年5月12日付け

 11日からサンパウロ市内を走るドライバーは、横断歩道を渡っている人がいた場合、その直前で一時停止するなど、歩行者保護の徹底を義務付けられると、11日付エスタード紙が報じた。
 歩行者優先の法規定は以前から存在していたものの、歩行者を巻き込んだ事故を削減する試みとして、市内8カ所に設定された歩行者最優先ゾーン(ZMPP)が11日から機能し始めた。
 プログラムの目的は、横断歩道を渡る歩行者に対して、最大のセキュリティを確保できるエリアの作成で、各ゾーンには交通技術公社(CET)の職員や交通指導員が配置される。
 今回のプログラムは、約10の交差点を含む8つのZMPPから適用を開始した。これらのエリアは、ドゥッケ・デ・カシアス大通りからコンソラソン通り、パウリスタ大通り、リベルダーデ大通り、エスタード大通りなどに囲まれたセントロにある。当局では、将来的に、このプログラムを市内の他の地域にも拡大する意向だ。
 CETでは当面の間、違反を犯したドライバーに対して警告することを優先としているが、一定期間後は、罰金の徴収も行うと注意を呼びかけている。いつまでが警告期間かは現時点では未定。
 サンパウロ州では2010年中に交通事故で亡くなった歩行者が630人おり、その内半分はサンパウロ市内で被害に遭っている。
 CETは歩行者にとって最も危険な交差点トップ10を毎年発表しており、2006年〜10年の間に繰り返し名前が出ている交差点もある。エスタード紙の調査によると、毎年リスト入りする交差点は4つで、横断中に事故に遭った歩行者の数は5年間で合わせて88人に上っている。
 CETによると、歩行者を巻き込んだ事故が頻発し、リストに毎年挙がるのは、ブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通りとパウリスタ大通りの交差点、イピランガ大通りとサンジョアン大通りの交差点、エスタード大通りとサントス・ドゥモン大通りの交差点、アリカンドゥーヴァ大通りとラチノス大通りの交差点の4つだという。

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