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酉年会=102歳、卆寿の参加者も=震災義捐金を援協へ

ニッケイ新聞 2011年5月18日付け

 酉年生まれの人たちによる「酉年会」の集いが4月3日に老ク連会館で催された。
 同集いは今年で13回目。はじめは3〜5年ごとに開かれており、第1回から数えて25年目になる。有志の一人からは、陰陽自然学の研究で今年の酉年は6年周期の最下位置。つまり困難と辛抱に耐える年であると発表され、互いに心を引き締めあった。
 今回の最高齢出席者は102歳の武井誠さん。90歳の前川鮎之介さんは付き添いなしでマリリアから5時間かけて初参加、「来年もぜひ参加したい」と話していた。会場で武井さんと卆寿の参加者にお祝いの紅白餅が手渡された。
 当日は約50人が訪れ、記念撮影、昼食会のほか、数々の余興などを楽しんだ。また席上、酉年会でも東日本大震災への義捐金を協力することが決まり、参加者の寸志が寄せられた。義捐金は12日、会の世話人からサンパウロ日伯援護協会に寄託された。