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大西洋岸森林地帯を守れ=非政府団体25周年迎える
ニッケイ新聞 2011年5月20日付け
設立25周年を迎える非政府団体(NGO)のSOSマッタ・アトランチカが、20〜22日に大西洋岸森林地帯(マッタ・アトランチカ)保全のための特別企画を行うと19日付フォーリャ紙が報じた。
ブラジル南部から南東部に広がる大西洋岸森林地帯はもともとの植生が残る地域が7・9%に減っており、その保全は急務だが、同地域の森林破壊阻止のための働きを担う主要団体がSOSマッタ・アトランチカだ。
同団体によれば、1980年代から90年代には年間9万平方キロメートル超だった大西洋岸森林地帯の森林伐採は、2000年に6万平方キロを割り、2002年からは2万5千平方キロ程度を維持している。
伐採量の減少は目を見張るものがあるが、問題は、同地域の80%は私有地で、行政介入などが難しい事。80年代半ばに生じた環境保護運動の一端を担ってきたSOSマッタ・アトランチカでは、19日にサンパウロ市イビラプエラ公園のビエナーレで25周年を祝った後、20日14時からは学生との対談や講演会、21日12時からは討論会と劇、22日10時からはゲームと討論を開催し、環境保全を呼びかける。
20日からのViva a Mataのプログラム詳細は、www.sosma.org.brへ。