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パラー州分割で住民投票=下院議員が積極的に活動

ニッケイ新聞 2011年5月21日付け

 5月8日の下院がパラー州3分割案について住民投票で是非を問う事を承認し、新州についての構想をまとめる作業が進められる一方、マラニョン州などの分割案も出始めている。
 現在出ているパラー州分割案は、同州の西側半分をタパジョース州、残りの東側は、北側半分をパラー州、南側半分をカラジャス州とするというもので、現在パラー州にある144市は、タパジョース州に27市、カラジャス州に39市、パラー新州に78市ずつ分割される見込みだ。
 市の数ではパラー新州が最大規模となるが、実際には、面積が4分の1以下になる上、カラジャスの鉱山を失うなど、パラー州の経済力は相当そがれる。
 7日付エスタード紙などによると、専門家からは、分割は政治的な計算に基づいたもので、地域住民への利益は少なく、連邦議員給与その他の経費で国庫負担も増えるなどの否定的な意見が出ているが、20日付フォーリャ紙は、下院議員達が分割に向けて一致団結した行動をとろうとしている事と、マラニョン州分割案に続きピアウイ州分割案も浮上してきていると報道。
 カラジャス州分割の是非を問う投票は6カ月後に行われる予定だが、タパジョース州の構想案取りまとめは上院審議の進行次第で、もう少し時間がかかりそうだという。

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