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カード利用の基準変更=債務不履行を減らすため

ニッケイ新聞 2011年5月26日付け

 6月1日からクレジットカード利用基準が変更されると25日付フォーリャ紙が報じた。
 現金を持ち歩く必要がないクレジットカード利用は安全性などの利点がある一方、利用した金額返済時に全額を支払えないため最低額だけ払って使う内に負債が増え、返済が益々困難になるケースも発生。返済が90日以上遅れる債務不履行は25%に達している。
 このような事態改善のための利用基準の変更は昨年11月に発表されていたが、中央銀行によると、6月1日以降に発行されるカードは、80種類ある利用料金が5種類に減り、利用者の負担が軽くなる一方、最低返済額は15%に引き上げられる。12月にはこの比率が20%になる。
 最低返済額を払えば継続してカードを使う事が出来るのを利用する人の泣き所は、残った額にかかる金利の高さ。銀行によっては月10%という高い金利をかけるところもあり、負債額は雪ダルマ式に膨らんでいく。
 最低返済額の比率変更はこのような悪循環を少しでも減らすためで、債務不履行による銀行側の損失回避にも寄与。5月31日以前に発行されたカードに対する利用料金削減の恩恵適用は2012年の6月1日から。

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