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ニッケイ新聞 2011年5月27日付け

 コロニアから声援や熱い拍手が送られた響ファミリーの公演。会場でうちわやポスターも販売された。売り上げの一部を震災義捐金に充てるよう。来社した響彬斗、一真さんは、「新聞社にもお世話になりました。ポスターを読者プレゼントにして欲しい」と10枚を預けていった。欲しい方は本紙編集部(11・3208・3977/レジーナ)まで。
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 本当に来てもらっても大丈夫——? 長崎県人会の川添博会長が長崎市の田上富久市長、中村法道県知事に来年の県人会創立50周年への参加を要請したという。田上市長は、「地球の反対側なので簡単には…」としつつも、50周年を大きな機会としている。しかし県議会でも問題になった例の不正会計問題はどうなったのやら…。会館も賃貸している現状を見て母県の人はどう思うのだろう。元会計理事は、知らんぷりを決め込んでいるようだが、早々の解決が火急といえるのでは?
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 来年、入植半世紀をえるグァタパラ移住地は記念事業などに本腰を入れ始めているよう。同じく日本政府の直轄移住地で前年に初入植したリオ州フンシャル移住地は、今年7月に予定していた記念祭を中止することに決めた。震災を受けての自粛と、高齢者の多い24家族での実行は困難と判断したようだ。予算として準備していた約1万5千レアルを震災義捐金として在リオ日本国総領事館に委託。ただ、同移住の野球場の造成計画は継続するよう。