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東西南北

ニッケイ新聞 2011年5月31日付け

 29日のブラジル選手権対コリチバ戦で、コリンチアンスがワインレッドのユニフォームを着た事が話題になっている。一部のファンからは苦情も出たというユニフォームの色は、1949年に起きた飛行機事故で、コリンチアンスが何度か対戦した事があるイタリアのチーム、トリノの選手達が全員死亡した直後の慈善試合対ポルトゲーザ戦でも使われたもの。その時の収益金は、選手の遺族に贈られたという。
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 胃カメラを撮りに行き右腕を失った—。2009年4月、サンパウロ州内陸部の女性がサンパウロ市の病院に胃カメラを撮りに行ったところ、鎮静剤を動脈に注射され、1日中痛みを訴えた後、右腕の肘から先を切断されるという事故が起きた。注射直後から痛みを訴えていたが、医師の診察は26時間後。指先から血流が止まり、壊死のため手首まで黒ずんでいたため、切断しなければ死という状態だったという。今頃になっての調査開始も異常だが、こんな話を聞けば、医師や看護婦に命を預けるのが怖くなる人も出そうだ。これまでこの手のトラブルに巻き込まれてない人は幸い? それとも…。
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 サンパウロ市のショッピングセンターでダウン症女児がピシーナ・デ・ボーラで遊ぶのを断わられ、裁判所が4万レアルの賠償金支払いを命じたと30日朝のTVニュース。心無い人々の偏見が6歳児やその家族を傷つけた…。