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広島=外国人の就職を支援=呉市で日本語教室

ニッケイ新聞 2011年6月3日付け

 【中国新聞】外国人のための就職支援日本語教室が5月17日、広島県呉市広古新開の広公民館で始まった。市内に住むブラジル、ペルー、フィリピン出身の15人が就職活動に必要な日本語を約3カ月間学ぶ。
 日本語で履歴書を書き、面接を受けられるようになることを目標に、1回2時間の授業を週3回受ける。初日は16〜66歳の受講生が講師の増木敏広さん(70)に質問をしながら、日本語での自己紹介の仕方や「魚」「牛」などの単語を学んだ。
 市内在住の外国人は4月末現在で2837人。リーマン・ショック以降、就職が困難になっている外国人を支援するため、市が広島県の補助金を利用して昨年から教室を始めた。