ニッケイ新聞 2011年6月7日付け
サンパウロ州エンブー・ダス・アルテス市で『第3回日本週間』が今月10〜19日まで市内各地で行なわれるにあたり、市文化局のパウロ・オリベイラ、長田真央、村田ヒロミ、菅原パウロさんが来社し、多くの来場を呼びかけている。
08年の日本移民百周年を記念して始まった同週間も3回目。オリベイラさんは、「毎年規模が大きく様々な人が協力してくれている」と市を代表するイベントに成長しつつあることを喜ぶ。
「日系アート・工芸展」は10日午後7時から、メストレ・アシス文化センター(Largo 21 de Abril, Centro Historico)で開会式が開かれ、19日まで32人の日系アーティストの作品が展示される。19日まで。
オリベイラ氏は、「今まで地域のアーティストだけだったが、今回からサンパウロから多くが参加してくれた」と裾野の広がりを強調する。
毎週、アート市が立つフランシスコ・リッゾ広場(R. Alberto Giosa, 320)では、18、19の両日、舞台が組まれ、太鼓やコスプレ、相撲、バンドなど様々な趣向の演目が披露される。
先没者慰霊祭が12日午前10時、ロザリオ墓地(Av. Elias Yazbek, 1713)であり、特別議会が15日午後8時、市議会(R. Marcelino Pinto Teixeira, 50)で開かれる。
来社した皆さんは、「普段のアートフェイラも開かれています。どうぞ一日楽しんでいってほしい」と話している。
同週間に関するお問い合わせはエンブー・ダス・アルテス市役所(11・4785・3562)まで。