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着色紙幣=犯罪者は既に脱色法を発見=窃盗防止装置の見直し必要に

ニッケイ新聞 2011年6月8日付け

 サンパウロ州で現金自動預け払い機(ATM)を標的に現金窃盗を行っているギャングは、紙幣窃盗防止装置によって着色した紙幣をきれいにする方法を既に発見していると7日付エスタード紙が報じている。
 組織犯罪捜査課(Deic)の警察官らが6日に明らかにしたもので、サンパウロ市東部で行われた捜索では、ギャングの一員とされる2人が逮捕されると共に、数十枚の紙幣と、紙幣窃盗防止装置のインクを落とすための液体の入った土製のろ過用の水瓶や金メッキ仕上げの拳銃2丁などが押収された。
 同捜査課のネウソン・シウヴェイラ・ギマラエス署長は、「こんなに早く犯罪者らが問題を解決するとは思わなかった。銀行は紙幣窃盗防止装置の見直しが必要だ」と述べ、注意を呼びかけている。回収された紙幣は鑑定へと回され、どのような液体を使用しているのか調べられる。
 今回の捜索では5人が逮捕されており、同ギャングを対象とした『カイシャ・プレッタ』作戦で逮捕された犯罪者の数は31人に上った。内7人は軍警。
 2011年1月1日〜6月1日にかけてサンパウロ市では92件のATM現金窃盗事件が記録されている。

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