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市立劇場12日から再開=約3年の改修工事終わる
ニッケイ新聞 2011年6月9日付け
サンパウロ市中心部ラーモス・デ・アゼヴェード広場にあるテアトロ・ムニシパル(市立劇場)が、約3年間にわたる改修工事を終え、12日の運営再開への準備を着々と進めていると7日付G1サイトが報じている。
米州開発銀行(BID)とサンパウロ市役所からの資金、総額2830万レアルを投じ、2年8カ月にわたって行われた改修工事は、建築家や技術士、電気技師、歴史学者などの専門家達によって行われ、ステンドグラスや扉、カーテン、カーペット、絵画、床、音響、照明、客席など、隅々まで修復された。
同劇場は1911年9月にパリのオペラの影響を受けて開業しており、外装の建築は17世紀ルネサンスのバロック様式を採用している。建物自体は既に、1951年〜1955年と1986年〜1991年の2回、改修工事が行われている。今回の工事での変化は繊細なものだが、壁や天井の絵画の精密さや、ステンドグラスの輝き、カーペットやカーテンの映えた色などに違いを感じることができる。
今回の改修では、1500席の座席が維持された上、肥満の人のために6席、車椅子の人のために4席が新設された。唯一大きな改修が行われたのは舞台で、建築家のリリアン・ジャハ氏によると、舞台への音響をよくするため、オーケストラが配置される場所の壁を少し傾けたという。
2011年度のブログラムは、サンパウロ市役所サイトwww.prefeitura.sp.gov.brで確認することができる。7月4日からは、レストランとカフェも開業することになっている。