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サンパウロ市で増える強盗事件=2日連続で被害に遭う飲食店も

ニッケイ新聞 2011年6月14日付け

 サンパウロ市西部ピニェイロス区のレストラン『Nicota』が10、11日と2日連続で根こそぎ強盗(アラストン)の被害を受けたと13日付エスタード紙が報じている。
 サンパウロ市高級住宅街に位置する同レストランは、『恋人の日』の週末ともあって満席となった所を、2人組の男性によって狙われている。
 市内西部や南部のレストラン、バールなどでは年明けから少なくとも10回以上根こそぎ強盗が起きており、『Nicota』での11日の犯行手口は今年起きた同種の事件の典型的な例だ。
 犯行は22〜25歳の2人組によるもので、1人が拳銃を所持し、もう1人はスエット製の覆面をかぶっていた。犯人らはレストラン1階に侵入すると、同階の客を「死にたい奴はいるか?誰が死にたい?」と脅し、財布や携帯電話、ジャケットをテーブルの上に置くよう命じた。出すのにもたついた男性客の1人が、銃を頭に突きつけられる場面もあった。
 犯人らは2階には上らなかったため、上の階の客は被害には遭わなかった。犯行は午後9時30分頃、2分足らずの出来事だった。目撃者の証言によると、店内に侵入した2人組の他、2人が車で待機していたという。犯行グループは警察が到着する前に現場から逃げ去っている。
 9日にはピニェイロス区ジャルジン・パウリスターノのピザ屋『クリスタル』が似たような強盗被害を受けたが、同店では2週間前にも強盗事件が発生したばかり。他にもセントロのナイトクラブ『アルベルタ♯3』が5千レアル相当の被害にあっている。
 ピニェイロス区で頻発する強盗について、警察では犯行の手口が似ているため、同じ容疑者リストを使って捜査中。2日続いた『Nicota』での事件は違う車に乗っての犯行だったが、2日とも同じグループによるものだと推測している。

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