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Procon=エレトロパウロに荒療治=Aneelに行政介入要求

ニッケイ新聞 2011年6月15日付け

 サンパウロ州の消費者保護センター(Procon)は2009年から続く大都市圏への深刻な配電問題解決のため、国家電力庁(Aneel)にAESエレトロパウロの管理への介入を要求したと14日付エスタード紙が報じている。
 同要求はジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事がエレトロパウロを直接批判した後に出されたもので、国家機関に圧力をかけ、臨時行政官を任命させる、または、48時間以上の停電が続かないように、何らかの処置をとらすためのものだ。
 大サンパウロ市圏の一部では、温帯低気圧と寒冷前線による124キロ/時の暴風の影響で7日から3日以上停電が続いた所もあった。この復旧の遅れは、アウキミン知事にエレトロパウロには素早い対応をする余裕がない事を認識させ、州の司法長官にも同社に対し何らかの措置をとることを請求させている。
 消費者保護センターはエレトロパウロに対し、どんな悪天候に直面しても、効率的なチームを保持し、迅速に電力供給を回復する事が義務だと話しているが、「ここ近年それが実行されていない」と述べている。
 同センターはこれまでエレトロパウロに対して1800万レアルの罰金を科してきたが、350万レアルしか払われておらず、その他の罰金は裁判所に控訴している。
 これに対しエレトロパウロは、2006年〜2010年の25億レアルに及ぶ投資計画を持続していると話しており、2011年上半期の停電時間の平均は9・91時間で南東部(11時間)や国内(19時間)の平均よりも短いという。
 消費者保護センターによると、エレトロパウロはここ2年で最も苦情の多かった企業の一つだ。

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