ニッケイ新聞 2011年6月15日付け
東日本大震災の被災地視察を目的に、先月1日から28日まで訪日した小原彰元ブラジル陸軍少将の視察報告会が17日午後2時から、宮城県人会館(Rua Fagundes,152, Liberdade)で開催される。
岩手(千田曠曉会長)、宮城(中沢宏一会長)、福島(小島友四郎会長)の3県人会共催。参加は無料。
小原氏は岩手、宮城の各県庁を訪問したほか、甚大な被害を受けた石巻、女川、南三陸、気仙沼、陸前高田を視察。福島県では最大の避難所である郡山を訪れた。
また、東京のブラジル大使館、JICAを訪問し在日ブラジル人達との意見交換を行っている。
当日は、小原氏による報告のほか、安部順二連邦議員を迎えパネルディスカッションも予定される。
来社した中沢会長は、「生で見た被災地の様子や被災者の心境を聞ける貴重な機会。ブラジルにいる私達日系人に何ができるか、その手がかりになるはず」と来場を呼びかけている。
詳しくは宮城県人会(11・3209・3265)まで。