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元選手のエジムンド逮捕=通報によりサンパウロ市のフレッチで

ニッケイ新聞 2011年6月17日付け

 元サッカー選手でスポーツ解説者のエジムンド・アルヴェス・デ・ソウザ・ネット(40歳)が16日、サンパウロ市イタイン・ビビ区のフレッチ(アパートメントホテル)で逮捕されたと16日付エスタード紙サイトが報じている。
 エジムンドは1995年12月2日、友人達とリオ市のナイトクラブから帰る途中、別の乗用車と衝突し、ジョアナ・M・M・コウトさん、カルロス・F・B・チノコさん、アレッサンドラ・C・P・ペルロッタさんが死亡、3人が負傷する事故を起こし、1999年に、過失致死傷害で4年6カ月の有罪判決を言い渡されていた。
 エジムンドの弁護士は同判決を不服として上訴していたが、高等裁判所が全て却下したことにより、13日に、リオ州刑事裁判所(TJ—RJ)がエジムンドの逮捕状を発行した。
 これを受けたリオ州市警は15日、逮捕のため彼の名前で登録された5件の住所を回ったが見つけることができず、逃亡者とみなされていた。
 サンパウロ市西部第3署のエドゥアルド・カスタニェイラ警部によると、午後11時過ぎエジムンド氏が市内のフレッチにいるとの匿名の通報があり、現場に駆けつけたところ402号室で容疑者が発見されたという。
 エジムンドは元サッカー選手で、現役時代にはパルメイラスやコリンチアス、サントス、フラメンゴ、ヴァスコなどの国内クラブチームの他、イタリアや日本のクラブチームなどで活躍しており、現在はバンデイランテス・テレビ局でスポーツ解説を行っていた。