ニッケイ新聞 2011年6月18日付け
聖南西地区のイタぺチニンガ文化体育協会(木下ルイ会長)は、東日本大震災の義捐金で2万6400レを集め、在サンパウロ総領事館に寄託した。
同協会の高田洌氏、イタぺチニンガ講道館の坂下義弘館長ら関係者が15日に訪れ、大部一秋総領事に手渡した。
4、5月に約50人の市民から寄せられた。関係者によれば、「市長が親日家で義捐金を寄せた人のうち15人ほどが非日系だった」という。
また文協会員の署名と募金した人々の手書きのメッセージが入ったノートも。
大部総領事は、「一人一人の日本に対する友情や愛情、真心を痛いほど感じる。本当に有難い。被災者の皆さんも喜ぶと思います」と謝辞を述べていた。