ニッケイ新聞 2011年6月21日付け
ブラジル柔道連盟主催の『グランドスラム・リオデジャネイロ』が19日に閉幕となり、金4、銀3、銅4の11個のメダルを獲得のブラジルは2位と19日付G1サイトが報じた。
08年までは『ブラジル国際柔道大会』と呼ばれていた大会が、パリやモスクワ、東京と共にグランドスラム4大会の一翼を担うようになったのは09年。オリンピックや世界選手権に並ぶ国際大会のメダル数で2位になったのは初の快挙だ。
金8、銅2の日本には及ばなかったがロシアの金1、銀2、銅2を大きく上回り、81キロ級レアンドロ・ギリェイロ、100キロ超級ジョアン・G・シリットラー、52キロ以下エリカ・ミランダ、78キロ以下マイヤラ・アギアルの4人が優勝。11個のメダル中6個は女子が獲得したもので、国際大会での女子の金メダルは初。7階級中6階級で金2、銀2、銅2と、女子選手が男子以上に気勢を挙げたのも今大会の特徴だ。