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チチャレンガ号同船者会=来伯50年祝い、初開催

ニッケイ新聞 2011年6月23日付け

 1961年8月13日にサントス港へ着伯した移民船「チチャレンガ号」の同船者会が8月13日午前10時から、東京農業大学会館(Rua Dona Casaria Fagundes, 235, Saude)で開催される。同会は渡航50年を記念して初めて開催される。
 発起人の沖眞一さん(72、広島)、森下(旧姓長尾)和代さん(70、山口)、中野(旧姓当銘)明美さん(72、沖縄)が来社し、参加を呼びかけた。
 同船は61年6月13日に横浜港を出発、同17日に神戸港に寄港し、アフリカ周りで2カ月かけてサントス港に到着。 約400人の移民が乗船していた。途中、香港、シンガポール、モザンビークなどに寄港し、ダーバンでは空手、柔道の実演を行ったという。
 沖さんは、「発起人で集まっただけでも思い出話が沢山出てきます。50年という節目に、今までのことを振り返りながら楽しく語り合いましょう」と参加を呼びかけた。
 参加費は実費。写真、乗船者名簿、記念の品等を持参の上参加をとのこと。問い合わせは沖(11・5589・3823)、森下(11・5579・8943)、中野(11・5549・5577)、中田定和(11・5571・4113)まで。