ニッケイ新聞 2011年6月29日付け
ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(NAK、北川好美会長)は7月3日午前8時から、児童教育援護施設「サント・アントニオの家」(赤塚ひろみ会長、Estrada Velha de Mogi das Cruzes, Km.4, s/ n)支援の歌謡祭を同施設で開催する。
「サント・アントニオの家」は長年にわたり、「イエスのカリタス修道女会」(東京・杉並区)で教育を受けた日系カトリック修道女らが、恵まれない児童らが成人するまで、食事、教育を無料で奉仕している。
赤塚会長は、「100年以上、日本移民がお世話になっているブラジル社会にこれからは恩返しをすべき。それが自分達の義務」と話す。NAKが支援歌謡祭を企画、ソーゴ農村文化体育教会など6団体の後援で開催が決まった。
歌の飛び入り参加自由。食堂やバザー、子供用の遊園地を設置し、ビンゴ大会、野菜の販売もある。一人一品の持ち寄りを呼びかけている。
当日はリベルダーデ広場を午前7時に出発する無料バスが用意される。詳しくは塚原エレーナさん(11・3645・2893)。
また、モジ・ダス・クルーゼス駅から、午前7時半から終日、無料送迎車が用意される。
詳細の問い合わせは、NAK北川会長(11・7530・9683)、ソーゴ農村文化体育教会の浜口会長(4792・2125)、サント・アントニオの家(4792・2609、4692・4841)まで。