ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
軍警4人に逮捕状請求=ジュアン君殺害遺棄容疑で
ニッケイ新聞 2011年7月21日付け
リオ州検察局が、ジョアン・モラエス少年(11)殺害と死体遺棄容疑で軍警4人の逮捕状を請求したと20日付エスタード紙などが報じた。
バイシャーダ・フルミネンセ署のリカルド・バルボーザ警部によれば、現場検証や目撃証言から見て、ジョアン君が行方不明となった6月20日には警官と麻薬密売者の銃撃戦は起きておらず、現場にいた軍警4人に、ジョアン君と密売者とされた17歳の青年殺害、ジョアン君の兄と19歳の青年の傷害、ジョアン君の死体遺棄の容疑がかかっているという。
事件直後、6人の密売者達と銃撃戦になったと供述していた軍警達は、その後に密売者は2人と供述内容を変えており、密売者とされた17歳青年の救助には23分もかかっていた。青年は武器を持っていたが、武器使用の痕跡はなく、銃撃戦はなかったという。
一方、ダノン地区住民によれば、軍警達はジョアン君らしき死体を道に捨てられていたソファーの下に隠し、事が収まった頃戻ってきて死体を搬送。問題のソファーは事件翌日に軍警が焼き捨てたという。また、事件直後に住民が録画したビデオには小銃の弾と血痕が写っており、弾は一方向からのみ飛んできていた事を立証している。
逮捕された軍警達の車両は、ジョアン君の遺体発見現場には行っておらず、市警では、現場周辺にいた軍警7人についても捜査を継続している。