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肌の色や人種による差=63%の人が日々実感
ニッケイ新聞 2011年7月23日付け
地理統計院(IBGE)が22日、肌の色や人種の差が日々の生活に影響を与えると答えた人はブラジル国民の63・7%との調査結果を発表とG1サイトが報じた。
2008年にサンパウロ州、南大河州、アマゾナス州、マット・グロッソ州(MT)、パライバ州、連邦直轄区(DF)で1500家族対象に行った調査によれば、肌の色や人種の差を感じるのは女性の方が多く、男性の60・2%に対し66・8%。
州別ではDF77%、サンパウロ州65・4%、パライバ63%が高く、以下、MT59・6%、南大河57・9%、アマゾナス54・8%と続く。
年齢別で差を感じているのは、25〜39歳67・8%、15〜24歳67・2%と若い層が多いが、DFでは40〜59歳の人の79・5%が差を感じると回答した。
肌の色や人種の差を感じるのは仕事の場が最も多く71%。以下、司法や警察との関係68・3%、社会階層の違う人と一緒にいる時65%と続き、学校での行動に影響すると考える人も59・3%いた。
IBGEでは、肌の色を白、黒、褐色、黄色、先住民の五つに分類しており、自分の肌の色や人種を知っていると答えた人は96%。自己認識の主要因は肌の色の74%で、家族の出自や経済的な環境も62%と54%の比重を占めている。