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30日にW杯予選抽選会=世界中から代表者ら来伯=コンフェデ開催地発表は延期

ニッケイ新聞 2011年7月27日付け

 リオデジャネイロ市南部マリナ・ダ・グロリア区のオリンピック・セーリング会場で30日、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の大陸別予選の組み合わせ抽選会が行われると26日付エスタード紙が報じている。
 2014年W杯最初の公式イベントとなる抽選会には、世界166カ国の監督や代表団、報道関係者など、約700人の参加が予想され、その様子は200カ国以上で放映される予定だ。
 抽選は大陸ごとに行われ、過去に実績を挙げた著名選手と若手が2人1組となって担当する。カフーとネイマールはアフリカ、ロナウドとアドリアンはヨーロッパ、ベベットとルーカス・ピアゾンはオセアニア、ザガーロとフェリッペ・バストスは北中米とカリブ、ジーコとルーカスはアジアの抽選を行う事になっている。
 同抽選会開催中の混乱を避けるため、リオ市のサントス・ドゥルモン空港は当日午後2時から6時まで閉鎖され、同空港発着が予定されている42航空便は、トン・ジョビン空港とガレオン空港へ振り分けられる。
 一方、2013年に行われるW杯のプレ大会、コンフェデレーションズカップの開催地発表は10月末まで延期された。開催地発表は、W杯の開会式を行う都市の発表と共に行われる予定。
 発表日の延期は開催地として名乗りを上げている都市同士の争いが原因で、既に開催地に決まっているブラジリア、リオデジャネイロ、ベロ・オリゾンテ以外の二つの枠を、サルヴァドール市、フォルタレーザ市、ポルト・アレグレ市の3市が争っている。
 一方、新監督就任後の1年で6勝2敗4分けと不調が続くブラジル代表のマノ・メネゼス監督は25日、8月10日に予定されているドイツ代表との親善試合の代表メンバーを発表した。
 チームとしての土台がまだ固まらず、形成途上と位置づける同監督は、アルゼンチンで開催されたコパ・アメリカで最悪の結果を残したメンバーから、エラノ、アドゥリアノ、ジャジソン、ジェフェルソン、ルイゾン、サンドゥロの6人を外し、デデ、ラルフ、ルイス・グスターヴォ、レナト・アウグスト、フェルナンジンニョ、ジョナスの6人を選んだ。