ニッケイ新聞 2011年7月28日付け
サンパウロ市北部に市内では二つ目となるつり橋が完成し、27日に開通式が行われたと同日付各紙サイトが報じている。
マルジナル・チエテの拡張工事に伴い、アニェンビーに程近い北側車線とチエテ川の南側にあるエスタード大通りを繋ぐつり橋には、2010年に亡くなったオレステス・ケルシア元州知事の名がつけられた。
朝10時に始まった開通式には、ミシェル・テメル副大統領やジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事の他、ジョゼ・セーラ、アウベルト・ゴールドマン両元知事、パウロ・マルフ元サンパウロ市長など、サンパウロ州やサンパウロ市にちなんだ政治家が列席。ケルシア氏の未亡人アライデさんと息子達も出席した。
8500万レアルをかけ、88本の綱で吊った橋は、全長660メートル、高さ55メートル。昨年10月完成予定が大幅に遅れ、ボン・レチーロ区に繋がる道路の整備も終わらないで開通式となった。