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サンパウロ市地下鉄=駐輪場の利用者増える=貸出し希望者は減る傾向

ニッケイ新聞 2011年7月29日付け

 サンパウロ市の地下鉄に併設された自転車用の駐輪場利用者が上半期に11%増えた一方、貸出し用の自転車の利用は47%も減ったと26日付フォーリャ紙が報じた。
 同件は27日のテレビニュースも報じたが、貸出し用の自転車利用の減少は、貸出し自転車を利用して気に入った人々が自分用の自転車を購入して使い始めたためで、それに伴って駐輪場の利用が増えたとため。
 自転車の利用は、環境問題や交通渋滞緩和などに関心を持つ人達を中心として広がっており、駐輪場併設の駅も、赤の3号線8駅を頭に、青の1号線6駅、緑の2号線1駅と増えてきている。
 街のあちこちに貸出し自転車や駐輪場があればバスには乗らないという人もおり、自転車の利用はまだまだ増えそうだ。

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