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ニッケイ新聞 2011年8月3日付け

 今回のよさこいソーラン大会で6度目のグランプリ獲得を果たし、既に「貫禄」すら感じられるグルッポ・サンセイ。08年は「平成なるこ会」がグランプリを勝ち取ったが、今回で05年から6度目の快挙だ。今年も日本の大会出場に向け準備を進めていたが、震災の影響で断念している。浜崎会長によると、「メンバーの保護者の反対が大きかった」。大会は開催されたにも関わらず。子供たちも無念だったに違いない。
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 カンポス・ド・ジョルドンのさくらホームで6、7、13、14日に行われるさくら祭り。援協の足立操事務局長補佐によると、先月30、31日はホーム敷地内に咲く500本の雪割桜が「五分咲き」だったそうだが、今週末はおそらく満開になる見込みだとか。天気予報のウェブサイトを見ると、今のところ、雨は降らない予報。ぜひ足を運んでみては?
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 4日から開催される日伯交流絵画展。作品を出展する画家の深川京子氏によれば、その土地の気候が画法を左右するとか。日本は湿度が高く、風景の輪郭がぼやけるため淡い色を使う。反対に空気の乾燥したアフリカなどでは景色を遮るものがないため原色を使い、輪郭を黒くはっきりと描いた絵が多い。展覧会では、色彩感覚の多様性に目を向けてみても面白いのでは。