ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
9歳男児が母親を救う=増え続ける家庭内暴力告発
ニッケイ新聞 2011年8月10日付け
トカンチンス州パラニョンで8日、9歳男児が父親に暴行されていた母親を救うという事件発生と9日付フォーリャ紙サイトが報じた。
郊外の農園に家族で出かけた帰りに嫉妬がもとでケンカが始まり、怒り狂った父親が母親を床に倒し、頭を石で殴り始めたのを見た息子は、母親の上に馬乗りになっていた父親を突き飛ばし、母親を救い出した。結婚暦10年で初の暴行を受けた女性は即座に被害届を出し、男性は被害者から300メートル以内に近づくのを禁じられた。
判決の基となったマリア・ダ・ペーニャ法は家庭内暴力の被害を受け易い女性保護が主目的。6日付エスタード紙によれば、施行からの5年間で起きた訴訟は30万件、1日60件相当の10万件に判決が下った。通報電話180利用者は200万人で、暴力事件が23万7千件。87%は被害者自身からの通報で、72%は夫が加害者。