ニッケイ新聞 2011年8月10日付け
20歳以下の選手が参加するサッカーの世界大会SUB20で準々決勝進出のブラジルが、10日に対サウジアラビア戦。選抜チームは同じ日にドイツとの親善試合を行なうため、ネイマール抜きのSUB20と報じられた時もあったが、団体競技は一人だけで決まるものではない。そういう意味では、選手一人の名を挙げて○○の云々という言い方はどうかと思うが。
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サンパウロ州リベイロン・プレットのクリニカ病院で7月30日に結婚式を挙げたロジクレル・ネヴェスさん(61)が、呼吸困難を起こし、7日に死亡した。1988年に彼女に出会い、一目ぼれしたというルイス・アントニオ・ノゲイラさん(42)はその当時18歳。25年の歳月を経て結婚した事は5日付本紙でも報じたが、ルイスさんが最初の夫との間に3人の子供がいたロジクレルさんと同居し始めたのは、出会いから僅か半年後。最初に結婚を申し込み、「まだ子供だから」と断られたルイスさんは、その後にロジクレルさんの方から結婚を言い出された時には断っていたが、集中治療室に入るほど健康状態が悪化した彼女を見、一般病室に移ったら結婚しようと申し込んでいた。25年を経て実現した病床結婚式は牧師が執り行い、医師や看護婦も列席したが、式当日、「あと30年は一緒にいたい」と語った新郎は、僅か8日で妻を天国に送る事になってしまった。