ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
7歳少女誘拐事件の副産物=20年以上軟禁の女性発見
ニッケイ新聞 2011年8月19日付け
7歳の少女の誘拐事件を捜査していたミナス・ジェライス州の警察官が16日、20年以上も軟禁されていた女性を発見し、容疑者2人を逮捕したと17日付G1サイトなどが報じている。
7歳の少女が同州コンタージェンの市(フェイラ)で誘拐されたのは14日。目撃証言から作られたモンタージュが直ちに公開され、16日に家族の友人の女性宅前に置き去りにされていた少女が無事に保護された。
少女は無事保護されたが、同じ日に匿名の通報を受けた警察は、53歳の女性容疑者の自宅に急行。女性は犯行を認め、退役軍警で65歳の男性も逮捕された。
普通なら誘拐事件はここで一件落着だが、捜査官達を驚かせたのは、容疑者夫妻が、誘拐事件直後に7歳の少女を自分達の子供だと登記所に届け出ていたこと。
また、それ以上に驚きだったのは、容疑者夫妻の家で発見された24歳女性も誘拐事件被害者と判明したこと。幼少時に誘拐され、やはり娘として届けられていた女性は20年以上の軟禁中、薬物漬けにされており、現在、医師や精神科医の治療を受けている。実母と見られる女性とは既に連絡がとれ、DNA鑑定が行われる予定だ。