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東西南北

ニッケイ新聞 2011年8月25日付け

 米国のタブレット(携帯用PC)使用者200人を対象とした調査で、35%の人がトイレに機器を持ち込む習慣があることが明らかになった。回答者の78%はベッドで、30%はレストランなどで使用しているという。また、タブレットを使う目的としては、75%がメール確認、30%が書類の作成や編集を上げ、機器使用によって仕事の効率が良くなったと答えているという。ブラジルでも携帯電話が人口数以上に出回るなど、先端技術が身近なものとなり生活が便利になってきたが、自分だけの「安らぎの時間」が削られているのではないだろうか?
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 サンパウロ市の地下鉄4号線(黄)とCPTM9号線(エメラルド)が6月にピニェイロス駅で連結して利用者が増加したCPTM9号線モルンビー駅ではラッシュ時、駅構内に入ろうとする人で改札口前に50メートルに及ぶ列ができる。CPTMによると相互乗り入れ開始からの利用者は15%も増えており、1平方メートルあたり4人だったラッシュ時の車両内の密度も、今では5・5人になっている。畳約半分のスペースに5・5人…。夏になる前に問題が解決されるといいが。
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 22日、ゴイアニア州で、サッカーU—20W杯優勝に貢献したドゥドゥ選手の生後4カ月の息子が誘拐されたが、同日中に近くの教会の敷地内で見つかった。