ニッケイ新聞 2011年8月27日付け
ブラジル宮崎県人会が2月に行なった、宮崎県南米移住史の知識を競うテストで優勝した非日系人のルーベンス・ミランダさん(19)が、副賞として日本に招かれ22日から5日間同県に滞在中。宮崎日日新聞によれば、民家に滞在し交流を深め、青島や鵜戸神宮など観光や買い物などを楽しんだとか。優勝の一報に泣いて喜んだと言うミランダさん、夢の訪日の感想はいかに?
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新手の詐欺にご注意を! 県人会事務局などを狙った詐欺が最近起きている。今週火曜の午後3時半頃、ある県人会事務局に「カルトーリョに引っかかっている書類の費用200レアルを、今日中に振り込まないとプロテストされる。×××に電話して、銀行口座番号を聞いて直ぐに振り込んでくれ」という電話がかかってきた。機転を利かせた事務員が会計理事に電話して、そのような書類が無いことを確認したために被害はなかった。同事務員は、「午後3時半という銀行が閉まる寸前の時間に電話してきて、高額ではなく、ツイツイ払ってしまいそうな値段を請求してくるのがミソ。みなさんも気をつけて」と呼びかけている。
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ADESCの中心的メンバーだった玉腰豊子さんが亡くなった。取材に訪れる記者にいつも優しく接してくれ、独身記者の食生活も気にかけてくれる〃コロニアのおばちゃん〃。宮城県人会の青葉祭りでいつも見せる元気一杯の笑顔がみんなに愛されていた。あの美味しい自家製「玉腰味噌」が食べられないと思うと淋しい限り。心から冥福を祈りたい。