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ニッケイ新聞 2011年9月2日付け

 CIATE合同研修会の最後に、9歳で訪日して以来約15年間、岐阜県大垣市で暮らすパメラ・ナガノさんが、日本の公立小中高校での経験を話した。彼女は三世の父、日系の母を持つ。現在は名古屋のブラジル人向けパソコン教室で働き、日本語も教えている。「日本文化を吸収しながら、ブラジル人であり続けている。ずっと同じ街に住んでいることが適応を容易にしたのでは」と話したが、いち早く土地に根を張る決心をした人の方が、順応しやすいのは万国共通。日本は最初から外国人を「移民」とは扱わず、一時滞在の「労働者」として扱ってきた。それを承知の上で「日本永住」を決意するかどうかが運命の分かれ目だろう。
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 ブラジルへの理解を深めてもらおうと、静岡県浜松市の国際交流協会がイベント「まちのなかのブラジル」を始めた。毎日新聞が報じた。ブラジル銀行浜松支店や総領事館を訪れ説明を受けた26人の参加者のうち、半数は14歳以下の子供。〃隣人〃の背景へのが深まることを願う。同協会は同イベントを継続するとか。
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 コジロー出版社の情報誌『ピンドラーマ』8月号が発行された。特集は「クラッキ列伝〜アミデール」、池崎商会の池崎博文社長による「ブラジルビジネスで失敗しない秘訣」など。政治経済、サッカー、音楽など毎月のコーナーもある。日本食レストランや日系旅行社、土産物店などで配布している。問合わせは同社(11・3277・4121)まで。